創作活動に役立ちそうなNotionテンプレート5種を考える
先日このテンプレートを作ったあと、創作に役立つ「データベース」としてどんな風に使えるかなと模索した結果をいくつかシェアしておきたい。
1. オンラインイベント用お品書きページ
enshrined-prince-322.notion.site
COVID-19の影響で利用者が増えた、pictSQUAREなどのサービスを使ったオンライン即売会。
サークル参加した人は分かると思うが、ピクスクのサークルスペースには基本的に一つのURLしか貼ることができない。*1
Notionは無料のパーソナルプランでもページとブロックの数は無制限。そしてアップロードできるファイルの数も無制限(ただし5MB/1ファイルの縛りはある)なので、SS名刺メーカーで作った画像や同人誌のサンプルページもたっぷり掲載することができる。
あとはGoogle Slideやpdfなんかも簡単に埋め込めるので、推しジャンルのプレゼンや無配pdfの配布もまとめて展示できるのが便利。
その他、以前この記事で言及したlitlinkやpotofuあたりのサービスを使ってみてもいいかも。
その他オンラインイベントのお品書き作成に役立ちそうなツール・記事
2. 原作沿いタイムライン管理表
enshrined-prince-322.notion.site
書いているうちに見失いがちな原作のタイムラインを管理するテンプレート。すでにExcelなどを使って作っている人も多いはず。
Notionを使うメリットとしては、OSやバージョンの違いを気にする必要がなくシェアが楽になるという点。ワークスペースの共有やゲストユーザーの無制限追加は有料版のみの機能だが、ページの共有自体は無料版でも可能。
3. 自宅キャラクター情報まとめ
enshrined-prince-322.notion.site
ギャラリーモードを使えば、TRPGのキャラシや、創作キャラの設定をまとめるのにちょうどいいページができる。
回したシナリオをまとめたり、作った動画を埋め込んだり。うちのこまとめのようなサービスと比べ、完全に手元で自己完結できるのもいい。
相関図もなんとかならんかな~といじってみたけど、大人しく相関図作成ツールなどの外部ツールを使ったほうがよさそう。
4. 参考文献まとめ
enshrined-prince-322.notion.site
創作のために集めた資料を整理するためのテンプレート。
個人的に夢創作の文化史に関する資料を集めているので、あとから一目で概要が分かるよう
- アブスト
- ひとこと
- メモ
をまとめるつくりにしてある。
視覚的に分かりやすいかなとギャラリービューを選択しているが、テーブルビューを追加すれば、出版年やジャンルでソートをかけることもできる。
文献管理以外にも、個人的な読書・映画記録やもらった感想まとめにも応用可能。
5. 付箋方式プロット管理ボード
enshrined-prince-322.notion.site
ずいぶん前に話題になったTrelloを使ったプロット管理。似たようなことをNotionのボードビューでもできそうだな~と試してみた。Trelloを使ったプロットづくりに関してはこちらのTogetterを参照。
利点としては、テーブルビューなどの他の形式を追加することで進捗をまとめて確認できること。とはいえ、プログレスバーやガントチャートはTrelloでも実装されているのでとくべつNotionの方が便利~という感じはないかも。
アンソロの進捗管理のような「共同作業」であれば、Trelloのほうがいい。一件あたりのファイル容量も10MBあるし。データベースや進捗管理を一ヶ所にまとめておきたいなら、Notionかな。
おわりに
Notion、ノーコードでこれだけ痒いところに手が届けば十分だな~。無料版で容量を気にしなくていいのもありがたい。
ちなみに作成したテンプレートを共有したい場合、
「テンプレートの複製を許可する」を選択してからシェアすれば、みんなが複製して使用できるようになります。「編集を許可する」を選択すると(多分)原本への変更が可能になっちゃうので要注意。
思っているよりいろいろできるので、お気に入りのテンプレートを作ったら是非シェアしてみてください!